おこづかいのあげ方5つのポイント

 


こんにちは。

茨城県を中心に活動してます元銀行員ファイナンシャルプランナーの島貫かずみです。

みなさん,お子様に,おこづかいをあげていますか?

・おこづかいは小学生の7割強,中学生の8割強,高校生の約8割が「もらっている」と回答している。

・おこづかいをもらっている相手は,「親」の割合がもっとも高いが,小学生では,「祖父母」からもらう割合が4割を超える。

金融広報中央委員会「子どもの暮らしとお金に関する調査」より引用

 

おこづかいをあげる目的は,さまざまです。

「お金の大切さを知って欲しい。」

「お金の管理が自分でできる子になって欲しい。」など。

しかし,

もうすでにおこづかいをあげているという方も,これからあげるという方も,

ただおこづかいをあげて,好きな物だけを買わせる…ということをしていると,

残念ながら,金銭感覚を育てることにはなりません。

それどころか,あるだけお金を使い切るのが,得意な大人になってしまうかもしれません…。

しかし,おこづかいのあげ方をちょっと工夫するだけで,

いい金銭教育の機会となり,

将来自分でお金の管理ができるようになるのです!

私自身も小学生の娘に実践してきた,

おこづかいのあげ方,5つのポイントをご紹介しますね!

1,ニーズ(必要なもの)も含めて管理させる

 

子どもの買い物は大きく2つに分けられます。

ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)です。
おこづかいは,通常,ウォンツ(欲しいもの)を買うためのものと認識されがちです。
しかし,おこづかいで買えるだけ好きなものを買う,ということをしていると,
ニーズが出現したときに,その分を取っておけず,困ることになります。

例えば大学生になって家を出て一人暮らしをはじめたタイミング。
家賃や光熱費(ニーズ)の分まで仕送りを使ってしまった!ということになります。

だから小さいうちから,鉛筆やノートなどのニーズ(必要なもの)も自分で管理させます。
そうすることによって,
「今月は国語と算数のノートがそろそろなくなるから,300円取っておこう。」と,
未来を考えて今あるお金を取っておく,
ということが自然にできるようになります。

「未来を見越した資金計画」これがうまくできないから,多くの大人は困っています。
ニーズの分まで使わないで取っておく,返せる分だけ借りる,
当たり前のことを,当たり前にできる力をつけさせるために,
小さいうちからニーズも含めたおこづかい管理を始めましょう。

ちなみにおこづかいの使い方ランキングは,以下のようになっています。

低学年 1位 おかしやジュース 2位 おもちゃなど 3位 ゲームをする

中学年 1位 おかしやジュース 2位 ゲームソフトやおもちゃ類 3位 ゲームをする

高学年 1位 おかしやジュース 2位 ゲームソフトやおもちゃ類 3位 まんが

金融広報中央委員会「子どもの暮らしとお金に関する調査」より

やはり好きなものに使っていることが多いようですね。

ちなみに私自身も,このおこづかい方式で育っているので,

「好きなものだけに使いきる」というのは大得意な大人です(←余談w)

2,短期間から徐々に

いきなり1ヶ月のおこづかいを管理させるというのは,ハードルが高く,
おこづかい制が中途半端になってしまったり,意味がなくなってしまう原因の一つです。

まずは短期間から,子どもの様子をみてみましょう。
短期間ってどのくらい短期間かというと,年齢によりますが,
小学校低学年以下であれば,数時間からでいいと思います。

今日ショッピングモールに遊びに来ました!
今から2時間遊べます。
500円を好きに使ってください!
という感じです。

そして,慣れてきたら,4時間,6時間,1日…と伸ばしていきます。

「明日おでかけするから今日は使わないでおこう。」

「来月イベントがあるからそれに向けて貯金しておこう。」

こんな言葉が子どもから出てきたら大成功。

未来を見据えた資金計画ができてきている証拠です♪

ここでポイントとなるのが,
1のポイント,「ニーズも含める」ということです。

例えばショッピングモールでのニーズは,
喉が渇いたときのジュース代,
お腹が空いたときの軽食代(時間が長い場合は食事代)などです。

ゲームセンターで遊びたいけれど,
ランチの分でいくらくらいとっておかないといけないから,
ここで使えるのはいくらだな。
ということを,自分の頭で計算させることが大切です。

しかし,うちの娘の場合,食にあまり興味がないので,
「ランチいらないからゲームする~」となってしまったこともありました…。

それぞれお子様の特性を理解することが大切ですね…。

 

そして次に出てくるのが,

そもそもいくらあげたらいいの?という問題。

これは,ご家庭によって様々でいいと思いますが,お子様とよく話合って決めることが大切です。

また,数ヶ月やってみてからの,見直しも必要となるでしょう。

金融広報中央委員会「子どもの暮らしとお金に関する調査」

には平均値が次のように出ています。小学生のおこづかい調査です。

最も多い回答(最頻値)は,「月に1回」もらう場合で500円,「ときどき」もらう場合で,低学年と中学年は100円,高学年は1,000円となっている。金融広報中央委員会「子どもの暮らしとお金に関する調査」より

月額でおこづかいをもらっている小学生について,金額は学年問わず月に500円という結果でした。

こちらはウォンツ(ほしいもの)だけに使うおこづかいの金額ですので,ニーズも含めて管理させるとなると,

その分金額は高くなります。

どこまでニーズを含めるのか。ノートとえんぴつのみ?赤白帽子まで?上履きは?など,しっかり決めていくことが大切です。

(我が家も「体操服は買ってくれると思ってた…」と泣かれたことがあります(笑))

3,お手伝いはポイント制で

お手伝いをしておこづかいをあげる…というケースも多いと思います。

お手伝いしてもらえるとお母さんも助かるし,
仕事の対価としてお金がもらえることを教えられるいい機会ですよね。

しかし,ちょっとだけ注意が必要です。

お皿洗い50円,お風呂掃除30円…というふうに,
お手伝いの都度,お金を渡していると
「お金がなくなったら,働けばいいや(だから今あるお金は全部使っちゃっても大丈夫)」
という感覚になってしまう危険性があります。

しかし,大人になったら,すぐにお金になる仕事ばかりではないですよね。(むしろ数ヶ月後なんてこともザラ)

そこで,おすすめしたいのが,
「ポイント制」です。

お手伝いをしたら〇ポイント,と決めておいて,
例えば10ポイントたまったら翌月のおこづかいにいくら上乗せ…というように決めておきます。

15ミリ方眼ノートと15ミリシールがオススメです♪

15ミリ方眼ノート

ごほうびシール

そして,翌月のおこづかいにプラスします。
歩合制のお給料のイメージですね。

これだったら,子どもがお金を管理するという機会を奪わずに,
お手伝いの対価もあげられますね♪
(本当は,お手伝いは家族の一員だから当たり前のこと…なんですが,お互い便利な仕組みは使いたいですよね(笑))

4,一緒に振り返りをする

おこづかいは,あげっぱなしではなく,一緒におこづかい帳を見て,振り返りの時間を持つことが大切です。

「今月は,こんなニーズがたくさんあったから大変だったね。」
「たくさんおでかけしたからたくさん使ったね。」
「このとき買ったおもちゃ,どうしてる?」
など,振り返りをすることによって,気づくことがたくさんあると思います。

反省だけでなく,
「あのとき〇〇を我慢してよかったよね。」
「あれを買ってよかったよね。」
「あそこで遊べて楽しかったよね。」
なんてことも出てくると思います♪

かわいい通帳型おこづかい帳

5,なるべく口出ししない

一旦おこづかいとして子どもに渡したら,
その使い方,使い道について,
なるべく口出しをしないことも大切です。

おこづかいゲームの中でも
「え,ちょっとは貯金しときなさいよ。」
「え,買っちゃうの?やめときなさいよ。」

と言っているお母さんをよく見かけます(笑)

失敗も経験。

無駄遣いも,するなするなと言われるより,
してしまったという後悔の気持ちを知ったほうが早い場合もあります(笑)

むしろ,金額が小さいうちにたくさん失敗させましょう。
アドバイスは,ぐっとこらえましょう(笑)

 

いかがでしたか?

おこづかいで好きなものだけ買っていると,

あるお金を使い切るのが得意な大人ができあがる危険性があることがおわかりいただけましたでしょうか?

時間もないし5つのポイント全部は難しい!という方は,

「おこづかいでニーズ(ひつようなもの)も買わせる」

ということから,ぜひ始めてみてくださいね♪

 

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コメント

  1. いま6歳の娘がいて、お小遣いとか遊びに行ったときとかの使うお金で悩んでいたところなのですっごい参考になりました!
    ありがとうございます!

    この記事を参考にお小遣いの上げ方とか考えてみますε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

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