ファイナンシャルプランナー
パッショナリスト
島貫かずみです。
新しく飼いはじめた猫がかわいすぎて
早くもひきこもり気味です(笑)
小学生と中学生の反応の違い
さてさて先日も,
中学校でのライフデザイン講座に行って来ました。
私はマネー担当で講師をさせていただいております。
最初に,
「お金,好きな人~?」
と聞くと,
小学生だと,ほぼ全員に近い子が
「はーい!はーい!お金ほしい~!」と
手を挙げてくれるんですが,
中学生になると半分以下,
しかも周りをチラチラ見ながら,
おもしろ系の男子を中心にふざけた感じで…(笑)
という感じになってきます。
なんなんですかね?
たった数年の違いで!
たしかにいろいろ周りの目が気になってくるお年頃ですが,
やはり,お金の話をちゃんとする文化がないな~と感じます。
まだまだいる投資は怖い,の年代
特に投資の話なんかは
「損するもの」
「危ないもの」
「わからないから怖い」
といった意見がまだまだ多いですよね。
何度かお伝えしている72の法則。
お金が2倍になる期間が簡単にわかる便利な算式で,
「72÷金利≒お金が2倍になる期間」となるものです。
詳しくはこちらから
昔ゆうちょ銀行の定期預金金利が7~8%あった時代に生きていた方からすると,
72÷7=10.28…
となり,約10年で2倍になる計算になります。
ですので,
「ゆうちょに入れとけば増えるんだから,投資なんてやらなくていい」
そういう時代だったのです。
だからその時代を生きた人に投資の相談を絶対にしてはいけません(笑)
お金を見たことがない子どもたち
キャッシュレス化が進み,
現金を目にする機会もだいぶ減ってきましたね。
これからの子どもたちは,
ほとんど現金を見ないで育っていきそうですよね…。
私たちは現金を使った上でのキャッシュレスだからまだいいですが,
数字だけで本当にお金の増減を理解することが果たしてできるものなのか。
少し心配です。
日本と海外の文化の違い
私は2014年~
チップの文化があるので,
現金(特に1ドル札や5ドル札)はいつも持ちあるいていました。
何かしてもらったら感謝の気持ちでキャッシュを差し出す…
そしてそれを受け取るのが当たり前の文化。(←ここ重要)
日本でお金を受け取ると,
遠慮したり,
影でこっそり…
とか,
汚いお金なのでは…
借りを作ってはいけない…
とか,
なんかそんなイメージがありますよね(笑)
あげるのも相手のことを思うとちょっとはばかられるし,
もらうのはもっと抵抗があるかもしれません。
チップの文化がある国とない国では,
かなりの意識の差があると思います。
日本人は,
「子どもは大人の話に口出すんじゃない!」
「お金を見せるな!」(←これは防犯上大切なことですが…)
「外でお金の話をするな!」
なんて言われて,
それが無意識のイメージを作り上げているんでしょうね。
「子どもにお金を持たせるもんじゃない」
というお考えもあるかもしれませんね。
でも,
いきなり大人になって渡されても,
どうしていいかわからないですよね…。
おこづかいゲームで伝えていること
また,おこづかいをウォンツ(欲しいもの)だけで使い着る練習を重ねていると,
使うのは得意だけど,計画するのは不得意な大人になってしまいます。
おこづかいゲームでは,
「ニーズ(ひつようなもの)」も含めて子どもにおこづかいを管理させる,
ということをオススメしていますが,
それをしていないと,
大学生とか社会人になって家を出たときにはじめて
「わわ!家賃の分まで仕送り使っちゃった!」ということになってしまいます。
小さいうちからの練習,金銭教育,大事だと思います!!
小学校や中学校にもお伺いします!
お気軽にお問い合わせくださいね♪
https://happylife-money.com/forschool/
今日もありがとうございました♪
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