みなさん保険に入ってますか?
生命保険,医療保険,貯蓄型の保険…
など,いろんな保険がありますが,
全くの無保険っていう方は少ないのではないでしょうか?
でも契約したときはきちんと説明を受けて,自分で納得して入ったはずなのに,
自分の保険の内容がよくわからない!という方は多いのではないでしょうか?
今日はそんな,今入っている保険の見直しポイントについて,簡単にお伝えします♪
1,掛け捨てタイプの保険か?貯蓄性があるのか?
掛け捨てタイプの保険とは,支払った保険料がかえってこない保険商品のことです。
医療保険やがん保険はこのタイプのものも多く,保険料は保障のみの費用となるため、
保障金額を高く設定しても保険料は割安なのが特徴です。
一方貯蓄型保険は,貯蓄機能と保険機能が合わさった商品です。
ライフイベントへの資金準備が主な目的となります。
保険料払込期間中に解約をすると、解約返戻金が払い込んだ保険料の合計よりも少ないことがあるので,途中での解約には注意が必要です。
2,保険料の支払い総額はいくらか?
毎月の保険料を気にされている方は多いですが,
保険料の支払総額,って計算したことありますか?
例えば
30歳男性が保険に入って毎月払った場合
毎月5000円×12ヶ月×35年間(65歳払済)=210万円
毎月4000円×12ヶ月×51年間(終身)=約245万円
(※平均寿命81歳-30歳で51年間としています。)
という具合です。
ご家族で考えると,月に何万円も払っている方も少なくないと思います。
実は保険は,「支払総額」を考えると,
人生の5大出費に入るほどの大きな出費になるんですね。
↑計算式をよく見ていただくと,
毎月5000円の保険と毎月4000円の保険,
パッと見は4000円のほうが安いですが,
支払期間が違うと,支払総額は4000円のほうが高くなってますよね。
(寿命,はひとそれぞれわからないものではありますが。)
目先の安さにとらわれて,終身払いを選択していて,
65歳以降収入がなくなり,本当に保険が必要なときに解約してしまい無保険…
なんてことにならないように,支払期間もしっかりチェックしてみてくださいね♪
ちなみにさっきの計算式
毎月5000円×12ヶ月×35年間(65歳払済)=210万円
毎月50000円にしてみると…
毎月50000円×12ヶ月×35年間(65歳払済)=2100万円
生涯乗る車と同じくらいもしくはそれ以上?!
支払い総額で考えると,保険は人生の中で大きな出費ということになります。
逆にここをうまく見直すことができれば大きな削減も可能となりますね。
目先の金額に惑わされず,しっかり考えて選びたいものですね。
3,今の保険料はずっと同じ保険料か?
次に,「今の保険料はずっと同じ保険料か?」です。
保険料とは毎月支払う金額のことですが,
これが,〇年ごとや,更新時に上がるタイプというものがあります。
「保険は若いうちに入ったほうが安い」というのは聞いたことがあるし,契約時に表などを見て実感されているかと思いますが,
更新時や数年後にあがるタイプというものもあります。
保険料がずっと同じなのか,いつかのタイミングで上がってしまうものなのか,確認してみましょう。
これも,当初の金額が安い場合に多いケースで,注意が必要です。
せっかく安く入ったのに,上がっていってしまうのではゆくゆく困りますよね。
もし更新型に入っている場合は,そのときに保険料が払えず解約…ということにならないように,
今のうちにしっかり見直しておきましょう♪
4,いつまでどのくらいの保障があるか?
まず,いつまで保障があるかについてです。
意外と多いのが,退職と同時に保障が切れるものに入っているケース。
60歳や65歳まで,というものです。
生命保険(死亡保障)であれば,確かに退職時には子どもの年齢も大きくなっているケースが多いので,そんなに大きい保障は必要なくなってくるかもしれませんが
会社で団体契約の医療保険などに入っている場合,
終身保険ではなく,60歳までとか65歳まで,という医療保険やがん保険に入っているケースもあります。
どちらかというと,今元気な場合,保障って,そこから先のほうが必要な可能性が高いと思いませんか?
よく証券を見てみたら,
「あれ?来年40で切れるわ…」とか
「あ!いつの間にか切れてた!」
なんてことも…!
証券を確認してみてくださいね!
次に,どんな保障があるか,についてです。
- 三大疾病(がん,心疾患,脳血管疾患)の保障はついているか?
- 範囲はどのくらいか?
- 一時金で受け取ることができるのか?
(日帰りでも1泊でも入院すれば10日分がまとめて受け取れる保険,などがある)
- 何回受け取ることができるのか?
- 日帰り入院でも保険金が支払われるのか?
- その後の保険料免除特約はついているか?
といったところです。
詳しくは5,に続きます。
5,払い込み免除や,先進医療に対する保障はあるか?
払い込み免除特約とは,三大疾病などの所定の条件に該当したときに、以後の保険料が免除される特約です。
「所定の条件」は、各保険会社によって違っています。
三大疾病と診断された場合,その後しばらく働くのが困難となるケースも多く,保険金をもらった後も保険金を払い続けなくてはいけないという状況を避けるための特約です。
先進医療とは,高度な医療技術を用いた治療法や技術、その他療養のうち、公的医療保険の対象になっていないもので、有効性や安全性について一定基準を満たしたものです。
公的医療保険の対象になっていないということは全額自己負担となり,高額となるケースが多いものです。
治療方法については,日々医療の進化によってどんどん変わっています。
万が一のときに必要な治療を必要なだけ受けられるように,保険も定期的な見直しが必要ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ご自身やご家族の加入している保険はどうでしたか?
保険は今後,入りたいと思ったときに,告知事項により入れなくなってしまうこともあります。(病気が見つかった場合や治療を受けた場合)
そして前出の通り,若いうちのほうが保険料は安いです。
ぜひ,お早めに,よくチェックしてみてくださいね!
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